Blenderで書き出した連番画像(透過PNG)をAviUtlの拡張編集でアルファチャンネル付き動画として読み込む方法。
この動画を作る際に、Blenderでやっつけで作った棒グラフのアニメーションをAviUtl拡張編集で下地の動画画面と合成する方法が分からなくてずいぶん時間を食ってしまった。
一度分かってしまえばなんてことないんだけど、ググってもテキストベースの情報がなかなかヒットしなくて、的ハズレな試行錯誤を強いられたんだ!( ゚д゚ )クワッ(被害妄想)
・・・というわけで、テキスト中心でやり方をお送りします。
Blenderで連番画像を書き出す。
書き出しのファイル形式が動画系だとどれを選んでもアルファチャンネル付きのRGBAは選択できない。
PNGなどを選んで「RGBA」に設定し連番画像として書き出す必要がある。
予めフレームレートは作成する動画と同じにしておく(30fpsとか)。
連番画像ファイルをAviUtl拡張編集で読み込む。
↑の動画の5:23~でバッチリ説明されてました。ありがとう!
動画オブジェクトから先頭のファイルを読み込むだけ。
まず、拡張編集上で先に動画オブジェクトを先に作成しておいて、
*1
「参照ファイル」から連番画像の先頭のファイルを読み込む。
そうすると自動的に連番最後のファイルまでが、1ファイル=1フレームの動画として読み込まれる。
「アルファチャンネルを読み込む」にチェックを入れれば、透過部分が透けて合成成功!
あとは、普通の動画と同じように移動させたり縮小させたりエフェクトをかけたりできます。
便利!スゴイ!
アルファチャンネル付きのAVI動画を書き出したいとき。
上記の手順で透過情報付きの連番画像をAviUtl拡張編集上に動画として読み込んだら、
メニューの「プラグイン出力→拡張編集AVI/BMP出力(RGBA)」でAVIファイルを書き出す。
コーデックは僕はLagarith Lossless Codecを使って成功しました。
他に、Ut Video Codec SuiteやHuffyuvなんかでもイケるらしいですよ。
ハマっていたポイント(反省会)。
拡張編集に連番画像をまとめてドラッグ&ドロップしても読み込めないから、
「拡張編集じゃ連番画像は扱えないんだ」とカン違いしてしまったのが回り道の始まり。
「じゃあ、アルファチャンネル付きの動画を別に作んなきゃだな」
と思って暗中模索。
AviUtl本体側で連番画像を読み込んだ状態だと、「拡張編集AVI/BMP出力」は書き出しに失敗。
「NiEVで書き出せるらしい」という情報を見つけてNiEV形式の動画ファイルをAviUtl用のプラグインを入れて試してみたけど、アルファチャンネルがうまく反映されず失敗。
・・・もうね、はじめから間違った道に入ってたっていう><;
端的に「拡張編集で直接連番画像を読み込める!」
それだけのことでした。
*1:メディアオブジェクトの追加→動画ファイル